「ぶんねこの会」は、東京都文京区を中心に活動する ボランティアグ ループです。文京区の「動物との共生社会支援事業」に 連動し、平成 22 年に発足しました。
“人と動物とが豊かに共生する地域社会の実現” を目指し、不幸な猫を増やさないための活動や、動物の適切な終生飼養を促進する活動に、行政と協働して取り組んでいます。
どんな猫もなりたくてノラ猫になったのではありません。飼い主のいない猫の問題は人間の問題です。 猫が好きな方もそうでない方も、まずは知ることから始めてみませんか?
ぶんねこの会の活動
ぶんねこの会は個人ボランティアの集まりです。
会員個人が自分にできる範囲で、TNR、保護・譲渡、外で暮らす猫たちの見守りなどを主体的に行っています。
必要に応じて会員同士で協力し、文京保健所とも連絡を取り合っています。
会員も一区民であり、それぞれ仕事をしながら自分の時間とお金を使って活動しています。
「猫を引き取ってほしい」といった丸投げのご依頼はお受けできません。
出会ってしまった猫のために自ら行動する方には、できる限りお手伝いをします。
最新情報はfacebookでご確認頂けます。
保護猫の譲渡について
保護・譲渡は会員個人の責任で行っています。
里親様に求める条件は保護主によって、また保護猫 によっても異なります。
共通して最低限お願いしているのは次の2点です。
・完全室内飼養をすること
・愛情と責任を持って終生家族として大切にすること
一人暮らしの方や高齢の方でも、万一のときに飼養を引き継いでくださる方がいらっしゃれば、成猫を譲渡できる場合があります。お問い合わせください。
飼い方のご相談にも応じます。
不幸な猫を増やさないため
ぜひ知っておいてください
飼い主のいない猫の問題は地域社会の問題
不幸な猫が減ることで、人と猫が穏やかに共生できる地域社会へ
TNRや保護・譲渡により不幸な猫が減っていけば、猫をめぐる住民どうしの対立も解消します。
猫が好きな人も嫌いな人も、地域の一員として考えていきましょう
TNRや保護・譲渡は猫好きによる猫のための活動ではなく、より良い地域社会を目指す活動です。
地域住民が主体となり、行政・ボランティアと協力して推進していくことが大切です。
「エサやり禁止」では解決しません
エサをやるからノラ猫が増える」というのは誤解です
猫は野生動物ではないため、エサを与えなければ山へ狩りに行くわけではありません。飢えた猫が街に増えるだけです。
避妊・去勢手術を徹底し、一代限りの命を見守る
手術済みの猫に適切にエサを与え地域で見守ることで、新たに未手術の猫が来てもすぐに対応できます。
*法律で猫は愛護動物と明記されており、“駆除”することはできません。動物の遺棄・虐待は犯罪として罰せられます。(動物の愛護及び管理に関する法律第 44 条)
飼い主のいない猫の世話をする方へ
エサやりは決まった時間・場所で、マナーを守って行いましょう。
エサを置きっぱなしにすると不衛生で、近所の方の迷惑になります。猫が嫌われ者になり、かえって猫を不幸にします。
避妊・去勢手術をしましょう。
手術をしないとどんどん増え続け、面倒を見きれなくなります。
文京区にお住まいの方は、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術に文京区の助成制度を活用できます。文京保健所にお問い合わせください。
その他の地域の方もお住まいの自治体に確認されることをお勧めします。
猫の飼い主さんへ
終生責任を持って飼いましょう。
動物の遺棄・虐待は法律で禁じられています。
産まれた仔猫をすべて飼えるのでなければ、避妊・去勢手術をしましょう。
手術をすることで、性格が穏やかになったり、病気のリスクが減るなど、様々なメリットがあります。
うちはオス猫だから、手術しなくていいよね
外に出てメス猫を妊娠させれば、不幸な猫を増やすことになります。
外に出さないから、避妊手術しなくてもいいよね
繁殖期に交尾できないことは、猫にとって大きなストレスです。
TNR
地域住民、行政、ボランティアの連携で推進するTNR
Trap(捕獲)、Neuter(避妊・去勢)、 Return(元の場所に戻す)の略語で、飼い主のいない猫を増や さずに共生を図る方法です。
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Trap
飼い主のいない猫を餌付けし、捕獲。
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Neuter
動物病院で避妊・去勢手術。術済みの目印に、耳の先をカット。
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Return
原則として元の場所に戻し、一代限りの命を地域で見守る。
- TNRは多くの自治体で効果を上げており、文京区でも「動物との共生支援事業」として推奨しています。
- 避妊・去勢済みの猫は発情期が無くなり、大きな鳴き声や喧嘩が無くなります。
- 飼い主のいない猫を増やさず適切な管理をすることで、糞尿やゴミを荒らされる被害が無くなります。
文京区では区の事業としてTNRを継続した結果、飼い主のいない猫が大幅に減りました。
Support
ご支援、ご寄付
について
ご寄付のお願い
飼い主のいない猫の医療費やフード代に充てさせていただきます。皆さまのご支援をお願いいたします。
振込口座
ゆうちょ銀行 〇一八(ゼロイチハチ)支店
(普)5634153 ブンネコ
(記号:10100 番号:56341531 名義:ブンネコ)
三菱UFJ銀行 春日町支店
(普)0580023 ぶんねこの会
クレジットカードでのご寄付
オンラインショップから承っております。
一口1,000円、5,000円、10,000円からお選びいただけます。
楽天ペイなど、そのほかの決済方法もございます。
ぶんねこの会のほしい物リスト
飼い主のいない猫たちためのフードを
梱包の手間なくご支援いただけます。